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きょうの料理レシピ

桜のシフォンケーキ

日本の春の香りを満喫できる、シフォンケーキです。ふんわりしっとりとした口当たりで、上品な花の香りが、ほわっと広がります。

桜のシフォンケーキ

写真: 内池 秀人

エネルギー /1750 kcal

*全量

塩分 /0.90 g

*全量

調理時間 /75分

*冷ます時間は除く。

材料

(直径18cmの金属製シフォン型1台分)

【卵黄生地】
・卵黄 4コ分
・桜あん (市販) 180g
・水 60ml
・サラダ油 50g
・薄力粉 100g
【メレンゲ】
・卵白 4コ分
・グラニュー糖 50g
・桜の花の塩漬け (市販) 6コ(20g)

下ごしらえ・準備

つくる前にしておくこと

1 桜の花の塩漬けは、かぶるくらいの水につけて5~10分間おき、塩抜きをする。

2 オーブンを170℃に温めておく。

つくり方

【卵黄生地】をつくる
1

ボウルに卵黄を入れて溶きほぐし、桜あんを加えて混ぜる。

2

1に分量の水を加えて混ぜ、なじませる。

3

2にサラダ油を加えて混ぜ、なじませる。

4

薄力粉を3回に分けてふるい入れ、粉っぽさやダマがなくなるまでよく混ぜ合わせる。

【メレンゲ】をつくる
5

別の大きめのボウルに卵白を入れ、高速のハンドミキサーで全体を大きく混ぜながら、柔らかいツノが立つまで泡立てる。

6

5にグラニュー糖の半量を加え、さらに泡立てる。最初は少しゆるくなるが、再びツノが立つまで泡立てる。

7

残りのグラニュー糖を加え、つやが出てツノが立つまでよく泡立てる。ハンドミキサーを止めた状態でグルグル混ぜてみて、ツノがしっかり立てば混ぜ上がり。ツノが立たない場合は再度泡立てる。

! ポイント

泡立てが足りないと生地の目が詰まって堅くなるので注意。逆に泡立てすぎてパサつくと、生地に空洞ができてしまう。

生地を焼く
8

4の【卵黄生地】に7の【メレンゲ】の半量を加え、ゴムべらで底からすくい上げるように5~6回、ふんわりと混ぜ合わせる。

9

8が8割ほど混ざったら、残りの【メレンゲ】のボウルに加える。全体がなじむまで、やさしく混ぜ合わせる。

10

桜の花の塩漬けの水けを紙タオルで取り、型の底に並べる。

11

底の型を側面の型の中に戻し入れ、9を流し入れてゴムべらでならす。網または天板にのせて170℃に温めたオーブンで約45分間焼く。ふくらんだ生地が少し下がってきたら、焼き上がり。

! ポイント

シフォンケーキは目が詰まって生焼けになりやすいので、天板より均一に火が通る網のほうがよい。

型から外す
12

オーブンから取り出し、すぐに型ごと逆さまにして台に置き、半日ほど常温において完全に冷ます。パレットナイフを型の側面とケーキの間に差し込み、型をぐるりと回しながらはがす。

! ポイント

オーブンから出すのが早すぎるとケーキがしぼみやすい。また、温かいうちに型から抜くとつぶれるので注意。逆さまにして冷ますのは、ケーキがしぼむのを防ぐため。

13

筒を持って側面の型から外し、底とケーキの間にパレットナイフを差し込んで型を回しながらはがす。

14

上下を返して台に置き、ケーキを落として型から抜く。

全体備考

◎桜あん◎
白あんを桜色に着色して桜の葉を混ぜた、桜風味のあん。製菓材料店などで入手できる。

【桜あんをゆで小豆にかえてこんなシフォンケーキも】
いちご大福風シフォンケーキ

きょうの料理レシピ
2017/03/16 春を満喫♪ 桜のシフォンケーキ・山椒サブレ

このレシピをつくった人

小林 かなえ

小林 かなえさん

京都在住の菓子研究家。
洋菓子店に勤務したのち、パリの製菓学校で本格的に菓子づくりを学ぶ。現在は洋菓子教室を主宰。

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